新・きいのバレエとゴハン帳

カテゴリ:バレエDVD( 5 )




オーロラのローズVa.練習に役立つレッスンDVD

お休み明けから、1日休んだだけで、あとは毎日レッスンしてますー。

土曜、日曜、月曜、火曜はお休みで、水曜、木曜と連日がんばってます。
おかげで、筋力が落ちて、ほぼ立つのも困難になっていたポワントが、
日に日に回復してきました♪


ア・テールからポワントアップするのが怖くなってしまってましたが、
今日のレッスンでは、エシャッペもルティレパッセも、
まあ、前よりはぎこちない点がありますが、怖くなかった。だいじょうぶ。

ポワントアップしながらのバロネやアラベスクも、
強い左脚が軸であれば問題なかったので、すこしホッとしました。
ただ、いつも足首の弱さが気になる右脚軸は、グラついたのでドゥミで。


はー(゚ー゚; 焦りますねー。

ケガを乗り越えたダンサーは多いものですが、
彼・彼女らは、どれほどの努力を積み重ねて元の体を取り戻したのだろうと、
何度も考えてしまいます。


私なんて、2ヵ月弱休んだだけで、このありさま。
プロとして働いているダンサーは、何百倍もの焦りとプレッシャーを抱えながら、
気の遠くなるような鍛錬の積み重ねをしてきたのだろうな、と……。

つい弱音を吐きたくなりますが、そんなこと言ってる場合じゃないなーと
ただの素人趣味バレエの私ですが、思います。


さて、なんでこんなに、がむしゃらに体力筋力を取り戻そうとしてるかというと。

ブログではまだご報告していなかったのですが、
夏の発表会で、オーロラのローズVa.(眠れる森の美女1幕)を踊ることになりました☆

ピケアラベスク、アチチュード、ピケターンがすごく好きなので、
それがたっぷり入っているバリエーションでうれしいです!


とはいえ、振りは適宜変えて、簡単にしていますけどねー。
最後のマネージュも、ピケターンで斜めに進むだけにしてますし、
途中のピルエットは、当然ですがシングルで!(笑)

ただ、あんまりチャレンジがないのみ寂しいので、
できるようであれば、途中ダブル入れることを練習してみようと思います。


……って、今はそんな余裕発言できないくらい、体力筋力不足なので!
まずはコツコツ、できるだけ日を開けずにレッスンしなきゃ。


さて、オーロラのVa.をレッスンするにあたり、
先生とのリハ以外で、上のように動画やDVDを観たりして
いろいろと研究しています。

でも、なかでもいちばん参考になったのがこれ!

◆マラーホフのプレミアム・レッスン3「眠れる森の美女」

マラーホフのプレミアム・レッスン3「眠れる森の美女」 [DVD]

新書館

スコア:




ローズのバリエーション以外には、幻影のグラン・パ・ド・ドゥ(2幕)、
3幕のオーロラと王子のグラン、オーロラのVa.の4本が収録されています。

これをはじめて観たとき、「うわー、参考になる!」と
思ったのはもちろんですが、それ以上に
「このDVD、おもしろい!!」というのが感想でした。

少し前ですが、観た直後にあまりに興奮して、
ツイート連投した記録があるので、そちらをどうぞ。

========================

2012年02月22日(水)
相変わらず新書館のDVDだけ再生されなくなったので、仕方なくPCで観てる。
マラーホフ様による、プレミアムレッスンシリーズの眠り。
オーロラのローズVa.を指導中。振りを分解し、ひとつずつ丁寧に指導。
アームスの意味、目線まで。カメラ目線でこちらにも語りかけてくれます\(//∇//)\
posted at 23:35:29

うわ、このDVDすごいな。ていうか、マラーホフがすごい。
わかりやすいし、的確だし、なによりご本人の見本が美しい。
だれより美しいオーロラに見える。これはお買い得だし、ためになるわー。
シリーズ買い揃えたいくらい、気に入りました。
これで学んだことを金曜リハで試すのが、すごい楽しみ!
posted at 23:51:01

2012年02月23日(木)
マラーホフ、サポートの指示がすっごい的確。もちろんマリアンもよいダンサーだけど、
マラ様がサポートしてみせると、ヤナの体の伸びがぜんぜん違う。
演技指導も、すこしコミカルさも交えつつ、わかりやすい解釈。
久しぶりに観た、こんな興奮するDVD(゚д゚lll)
posted at 00:13:05

毎度マラーホフの私服にはビックリするけど、
いま観てるDVDの特典インタビューで着てるカットソーは、過去最強かもしれない。
posted at 00:57:37

マラーホフのプレミアム・レッスン「眠れる森の美女」DVD鑑賞終了。
優れた指導者でもあるのは有名だし、ポリーナ相手に指導してる映像も観てるけど、
今回の内容は期待以上にすばらしかった。
レッスンDVD観てブラボーって言いたくなるなんて。これしばらく毎日見ちゃうと思います。
posted at 01:19:18

2012年04月02日(月)
マラーホフさん、ありがとう。あなたの解説を聞いていると、
めげそうになってたオーロラのバリエーションがすごく踊りたくなってきた。
なんて楽しいバリエーションなんだろうって、あらためて思うくらい。
マラーホフはスゴイなぁ♪( ´▽`)
posted at 23:31:33

========================

DVDを見ている最中から、とにかく楽しくて楽しくて、興奮させられて、
思わずたくさんツイートした記録でした。


上にもありますが、このDVDはただのレッスン教本じゃないのです。
マラーホフが思う「眠れる森の美女って、踊ってるとここが楽しいとこだよね♪」
という感想が、レッスンを通して、たっぷりと伝わってくる「作品」なのです。

だから、これを観ていると、自分が踊らないVa.やPDDまで
「これも踊ってみたいなー」と思えてしまうほど。
眠れる森の美女って、こんなにおもしろい作品なんだ!って思える一本。


ユーモアたっぷりに指導するマラーホフの豊富なボキャブラリー、
それに対する、マリアン・ヴァルターとヤナ・サレンコ夫妻が笑いをかみ殺す様子含め、
踊らない人も楽しめる内容です。

あと、特筆すべきは、マラーホフの巧みなサポート。
マリアンを注意するとき、彼がヤナを支えて見本を見せてるんですが、
マラーホフが支えると、ヤナの体がぐーっと伸びて、美しく見える。

それから、マラーホフ自身が、オーロラの見本を見せてくれますが
これまた上品で美しいし、ラブリーです。

こんなに楽しいレッスンDVD、観たことない!!!!!


もう何度も観てますが、ぜんぜん飽きません。
これを頼りに、オーロラのレッスンを引き続き、がんばります~。


きいでした(*^ー^)ノ


<おまけ>
可憐なオーロラを踊りこなすべく、オーロラをイメージしたワンピースを
先日、2枚も買ってしまいました(笑) どうでしょう?

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by serenade1977 | 2012-06-07 22:37 | バレエDVD

生きる喜びを体現する、ニーナ・アナニアシヴィリのキトリ

どうしても元気が出ないとき、引っ張りだして観ているDVDがあります。

アナニアシヴィリと世界のスターたち 2 [DVD]

TDKコア

スコア:



ニーナ・アナニアシヴィリは、来日すると頻繁に観ていたダンサーです。
あんまりお金がない学生時代も、ニーナは別格で、頑張って観てました。

とくに「ドン・キホーテ」のキトリは、ニーナの当たり役のひとつです。
詳しくはあとで述べますが、ちょっと乱暴ともいえるくらい勢いとスピードがあり、
でも決めるところは決める!という踊りは、私にとっては理想のキトリ。

どうも気が晴れないなあ、というときは
ぜひ以下の動画をご覧ください☆
(やる気がない朝にもおすすめです)

とくにラストのお祭り騒ぎは必見です。

◆ドン・キホーテ 第3幕より


続きです



1993年8月に東京文化会館で開催されたガラの最後で
ニーナとパートナーのファジェーチェフ以外にも
そうそうたるメンバーが出演しました。

パリオペのエリザベット・プラテル、NYCBのダーシー・キスラーなど
懐かしいダンサーも多く登場しますが、若きニコラ・ル・リッシュの姿も。

最後なので、ガラに登場した全メンバーが参加し
キトリ、バジル、キトリの友人、エスパーダなどを交代に踊り、
ラストはびっくりな展開になっています。

全員が、ドンキというお祭りを心から楽しんで踊っている様子がうかがえて
スーパーテクニックもさることながら、その様子を見ると
いつもつい笑ってしまって、笑顔になってきます。

ここからはtwitterにのせた私のコメントです。

=============

@serenade_ballet
きいきい
ニーナのキトリを観ると、目も頭も冴えわたる。なんて楽しそうに踊るんでしょう。すばらしい音感、そしてキレのある動きの美しさ。プラス、ある程度「楽しいから勢いにのってやっちゃえ」という、お祭り感が最高です!

@serenade_ballet
きいきい
ニーナ・アナニアシヴィリは、好きなダンサーの系統からは反れているのだけれど、来日したらかなりの頻度で観に行ってたダンサー。踊ることの楽しさを与えてくれる彼女の舞台に行くと、観終わるときには笑顔になってる。テクニックがすべてじゃないけど、あのスーパーテクには笑わずにいられない。
8月2日 webから

@serenade_ballet
きいきい
ニーナを観てると「スーパースターだなぁ」と思う☆ ハリウッドスターに近い、あたりをなぎ倒すかのような、すごいパワー。
8月2日 webから

=============

「ニーナ・アナニアシヴィリには華がある」とよく言われますが
その理由はいくつかあるように思ってます。

テクニック的には、
・スピード(力強くて早いフェッテ、マネージュ、ピルエット)
・キープ力(アラベスク、アチチュード、グラン・スゴンドのままのキープ)
・音感(音足りるのかというくらいためても、次のパを早くして音の中におさめる)
が秀逸だと思います。

ためるところはため、素早く動くところはひたすら早い動きになり、
「キレのよい」踊りになり、否応なく観客の目を惹きつけます。

と同時に、表現的な部分ですが
役にあわせて自分の個性を出したり隠したりするのが
とても巧みなダンサーだと思います。

役になりきる、というのとは少し違っていて、
キトリやメドーラのような、派手で性格も強い役を踊るときは彼女の個性全開に、
オデットやジゼルのようなストイックな踊りのときは個性はにじみ出る程度に。
「個性の出し入れが巧み」というのが、言葉としては最適かもしれません。

そして今回の映像はキトリ、しかも自分のガラなので
ほとんど役柄は意識せず、ノリで踊っていて、とにかく楽しそう。
これを観ると「バレエって楽しそうだなあ、踊ってみたいなあ」と多くの人が思うはず。

言い換えると「私、いま、楽しい!」というのがニーナの全身からにじみ出ているということ。
そのパワーが周囲に伝わり、「いいな、私も楽しみたい!」という共感を呼び起こせるというのは
ものすごく力強い個性をもったダンサーですよね。
おおげさにいうと「生きる喜び」を体現しているともいえます。

だからたぶん、元気がないときや、疲れているとき
ニーナを観ると「生きよう」と思えて、元気が出る。
生きていれば、少しはこんなふうに踊れるかもしれないし、
バレエだけじゃなくても、こんなふうに感じる楽しみが待っているかもしれないと、
たくさんの期待を与えてくれる踊りだから。

ちなみに、ジゼルやジュリエットのような悲劇的なキャラクターでも、
やっぱりほかと違って「ニーナだなぁ」という役作り。
どこか生々しくて、感情豊かなキャラクターで、
ダイレクトにこちらの感情に入り込んでくるから、
ものすごく入り込んで観てしまうので、最後には涙が止まらなくなります。

なお、グルジア国立バレエ団は2012年、来日予定です。
以前、ニーナのインタビューで
「よいダンサーが育ってきているので、バレエ団の公演で私が出る必要はないのだけれど…」
というような内容を読んだ記憶があります。
でもね、ニーナはやっぱり特別なんだよ!と心底思います。

ニーナ・アナニアシヴィリは、本当の意味でのスーパースター。
この人の踊りを観ることができて、よかったと思います。


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by serenade1977 | 2011-08-27 01:12 | バレエDVD

バレエ映画「センターステージ」と「ブラックスワン」の対比(豆知識つき)

映画「ブラックスワン」が賛否両論あって話題ですが、
久しぶりに映画「センターステージ」のDVDを引っ張り出してみました。

センターステージ コレクターズ・エディション [DVD]

GONZO

スコア:



これはもうバレエ映画、ダンス映画といっていいと思います。

そのあたりを豆知識ふくめてツイートしたので
まとめてみました☆

※以下、映画「センターステージ」と「ブラックスワン」で
部分的にネタバレを含みますので、ご注意ください



=====

@serenade_ballet
きいきい
今回、イーサン来日が叶わなかったので、久しぶりに映画『センターステージ』のDVDを引っ張り出して、鑑賞中。何度観てもイーサンはステキ!
6月24日 Echofonから

@serenade_ballet
きいきい
映画『センターステージ』豆知識:主人公の友人・エヴァ役は、アバターで有名になったゾーイ・サルダナ。このときから美人でした。
6月24日 Echofonから

@serenade_ballet
きいきい
映画『センターステージ』豆知識:映画内のバレエシーン、一部の振付はクリストファー・ウィールドンによるもの。
6月24日 Echofonから

@serenade_ballet
きいきい
映画『センターステージ』豆知識:チャーリー役のサシャ・ラデツキーは、ABTを経て、オランダ国立バレエ団のプリンシパルに移籍後、再びABTへ戻り、現在はソリスト。移籍までしか知らなかったのですが、また戻っていたとは! 今も活躍していて、うれしいです。
6月24日 Echofonから

@serenade_ballet
きいきい
映画『センターステージ』豆知識:セルゲイ役のイリア・クーリックは、本業はフィギュアスケート選手。長野五輪では金メダリストでした。って、これは有名かな。
6月24日 Echofonから

@serenade_ballet
きいきい
映画『センターステージ』豆知識:最後に主人公を演じたアマンダ・シェールを。公開時、サンフランシスコバレエ団のコールドだった彼女は、すでに退団。しかし、女優としていろんな米ドラマに出演しており、ドラマ好きの私にはおなじみの顔です♪( ´▽`)
6月24日 Echofonから

@serenade_ballet
きいきい
センターステージは、いろいろツッコミどころも無理もある話だけど、これがバレエ映画として愛されているのは、バレエ…というかダンス全般への愛を感じるから。踊り、それを観ることで人生がよい意味で変わることの喜びに満ちているから。だからこうして、部分的には笑いながらも何度も観てしまう。
6月24日 Echofonから

@serenade_ballet
きいきい
この映画が愛されている、と書いてしまったのは主観的すぎたかも。少なくとも、私は好きだし、好きというバレエファンに出会ったことは何度かあるけど、一般論にするにはサンプル少なすぎた。反省!
6月24日 Echofonから

======

補足:

ウィールドンが振付した部分は、最後に卒業公演で踊られる
バランシン風(ジュエルズみたいな感じ)の作品です。
白と黒のクラシックチュチュで出てくるほうです。

ちなみに、最後に反省しましたがそのあと何人かの方から
「いや好きですよ」という声をいただきました。ホッ。

バレエ映画的にはツッコミどころも多いし、
笑っちゃうような展開も満載なのですが、
それでも、監督さんが「バレエってすごいな、楽しいな」と
ワクワクするような思いで作られたのでは、という匂いが漂っていて、
そこが「ブラックスワン」とは圧倒的な違いだと思っています。

バレエのみならず、ダンス全般を通して
人生が変わっていくことを前向きにとらえているというか…。
それでしか得られない成長があり、
そこで得た成長は何物にも代えがたいという想いのようなもの。

この映画のなかで、いちばん好きなシーンは
主人公が「もうバレエ疲れちゃったなー」となって、
別のスタジオでジャズクラスを受けるシーンなのですが、
嫌だとなっても結局踊ることを選び、それで発散するというのが
この映画らしいポジティブな視点だなあと思います。

「ブラックスワン」はバレエという芸術に圧倒されてはいるけれど、
決してそれは「楽しい」という思いではないと思うのです。
「すごいし、美しい」と思っているんだろうけれど、
どちらかというと、苦しみぬくことの精神性への興味。

そういうアプローチになったってことは、
あくまで「精神的に追い詰められる人間の心理」を描きたかった
スリラー作品なんだと思います。
(映画としては、編集ふくめて、よく出来た作品だとは感じてますー)

イーサン・スティーフェルは大好きなダンサーで、
もし彼をもっと観たい!という方がいらっしゃれば
こちらのDVDで素顔のドキュメンタリーが観られますよー。

アメリカン・バレエ・シアター「素顔のスターダンサーたち」Born To Be Wild [DVD]

TDKコア

スコア:



今回のABT来日では、イーサンを観られずに残念です。
ニュージーランドバレエの芸術監督にも就任されるそうなので、
ますます日本で観られなくなりそうですが・・・
いつかニューヨークで踊りを拝見したいです☆

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by serenade1977 | 2011-06-26 02:19 | バレエDVD

【ダンサーについて】オーレリ・デュポンの個性

また久しぶりの更新になってしまいました。
レッスンには週4回くらいの頻度で通っていて、
いろいろ気付いたこともあるので
ちょこちょこ更新していきますねー。

さて、このところ時間ができたので
延々とバレエDVDを観直しています。
最近どういうわけか、オーレリ・デュポンばかり
観たくなって、彼女のバレエを観まくっていました。

好きなダンサーに名を連ねてはいないのですが、
オーレリ・デュポンはずっと「気になる」存在です。

好きじゃないわけではなく、むしろ好きなのですが、
あの個性の強さ(ついでに我の強さ…)は
「好き」と表現するよりは、ずっと気になる人なのです。

オーレリの踊りの特長は、あの「独特の暗さ」!

はかなさ、けだるさ、メランコリック、に加え
気高さ、勝気さ、ストイックさを備えた希有なダンサーだと思います。
「一筋縄じゃいかない感じ」が全身からにじみ出ている。
さらに、あの気の強そうな美貌!(褒め言葉です)

ゆえに、彼女の踊る「椿姫」は絶品。
立ち姿がそのまま絵になるし、
その美貌も、まさにマルグリット。

日々の快楽におぼれつつも、どこかでその日々に
憂いと疑問を感じているマルグリット像は、
小説から抜け出してきたかのようです。

恋になかなか溺れない、どこか懐疑的な雰囲気も
彼女の立ち姿、踊りにピタリとはまります。
(だからこそ、最後の黒PDDが生きてくる・・・)

◆椿姫「黒のパ・ド・ドゥ」


また「シルフィード」も絶妙でした。
悪気ない感じでジェームズを誘惑し、
婚約者から奪い取る姿は、もう圧巻。
ポワントワークはひたすら柔らかくて、
余韻をのこす踊りがお見事です。

体のラインに、妙にストイックな雰囲気があるのも
彼女の魅力かなと思います。
思いつめたような役柄が似合います。

◆シルフィード 第1幕


ついお顔立ちに注目を集めがちな人ですが、
素晴らしいテクニックをお持ちのダンサー。
それは「意外にガッシリしている」ボディラインのとおり、
軸は強く、脚は強く、抜群の安定感。

でもオーレリって、実際は
わりと人間味あふれる人だなぁといつも思います。
…というか、ざっくばらんで豪快?

ドキュメンタリーを観ていると
ちょっと笑ってしまうくらい、彼女って素直。
「あれがダメ、これがイヤ、もうムリ」と繰り返し、
それでも生来持っている負けん気で必ず乗り越えます。

インタビューでも、ちょっとシニカルな発言が多く
「どうしてもチクリと言ってしまいたいのよね~」
という雰囲気が漂ってて、そこが本当におもしろい。
誰かに何か言われても別に~という、貫禄ある姿を
頼もしいと感じてしまうこともあるほど。

どうも性格的に共感する部分が多くて
他人事じゃない感じで見守っています(笑)
(おこがましいんですが・・・)

※ちなみに、オレリー・デュポンという表記も
ありますが、フランス語で聞くと
「オーレリ」のほうが感覚近いかなと思っています。
ま、好きずきですかねー。

では皆さま、よいGWをお過ごしください。
私は後半はレッスン三昧ですー。


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by serenade1977 | 2011-05-01 01:56 | バレエDVD

ダンサーに共感するDVD「マリインスキー・バレエのミューズたち」

いろんな納期が重なって、てんやわんや。


今日は夕方にバレエに行こうとしてたので
けっこうショックです…。無念。


睡眠不足でがんばっていたので、
ちょっとコーヒーブレイクに、
大好きなこのDVDを観ることにしました!

BALLERINA マリインスキー・バレエのミューズたち [DVD]

TDKコア




このDVD、もう何回観たんだろ、
っていうくらい、ことあるごとに観返している一枚です。


まだ、ザハロワがマリインスキーにいたころ、
ソーモワが入団したばかりのころ…を映したドキュメンタリー。


登場するダンサーは以下のとおり。
(DVD収録当時の状況です。出てくる順に紹介)


◆アリーナ・ソーモワ
ワガノワ卒業公演を目前に控えたところから始まり、
マリインスキーに入団。
しかし、プロの世界の厳しさを目の当たりにするも、
「白鳥の湖」の主役に抜擢されて、四苦八苦する。


◆エフゲーニヤ・オブラスツォーワ
ソーモワより1年早く、マリインスキーに入団。
じわじわと頭角をあらわし、大役に抜擢されるようになり、
ちょっと疲れはありつつも、意欲は十分。
映画出演にも声がかかる。


◆スヴェトラーナ・ザハロワ
当時、バレエ団注目の新進プリマだった彼女。
どうやら稽古の詰め込みすぎ状態や、
自分の解釈が通りにくい環境に、やや不満がある様子。


◆ディアナ・ヴィシニョーワ
バレエ団を代表するプリマの一人、ヴィシニョーワは、
パリ・オペラ座などにも客演で大忙し。
パートナーであるマニュエル・ルグリとの稽古に明け暮れつつ、
ロシアではぴったり合うポワント探しに休日をつぶす。


◆ウリヤーナ・ロパートキナ
バレエ団を代表するプリマだが、
ケガと産休により、しばらく休養していた。
だが、ついにそこから復帰を果たし、
復活公演で披露する「シェエラザード」「瀕死の白鳥」の稽古に入る。


移籍直前のザハロワが、稽古中に思わず愚痴をこぼしたり、
お疲れモードのオブラスツォーワが実家でくつろいだり、
初主役のソーモワがダメ出しいっぱいされて困ってたり、
履いてるポワントが痛いとヴィシニョーワがバレエのお店で相談してたり、
子どもを連れたロパートキナを団員たちが憧れの目で見守ったり・・・


かなり「素顔」に近い風景が
しっかりと収録されているのが特徴です。


ただ、アルトマンのドキュメンタリー
(「アメリカン・バレエ・シアターの世界」「パリ・オペラ座のすべて」の監督)
のように、カメラ据え置きにするタイプのものではなく、
インタビューもありつつ構成された内容です。


レッスン風景や舞台風景が美しいのはもちろんですが
ダンサーたちが、それぞれのやり方で葛藤する様子に
普通に共感できる内容です。


仕事つらいなーーーー
なんでこんな大変なんだろーーーー
これって私だけなんじゃないかーーーー

なんて、疲れてるとネガモードになってしまいますが、
これを観ると、当たり前のように
「葛藤して、乗り越えて、成長する」ことのスゴさを実感します。


このドキュメンタリーが作られたのは、
2006年なので、今から4年前。


今でも全員、現役でがんばっているし、
どんどん新しいことにチャレンジして前進していますよね。


先日、吉田都さんも「プロフェッショナル~仕事の流儀」で
これまでのバレエ人生の葛藤を語っていましたが、
あの姿に共感した方も多いのではないでしょうか。


それに近い共感を感じられるから、
私はよく、仕事で煮詰まったときに
このDVDを観返しているのかもしれません。


よし、元気出てきた!


週末は、BBLのガラを観に行く予定なので、
そこまでに気がかりな仕事は片づけるべく、がんばります。


今日のレッスンは残念だけどね。


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by serenade1977 | 2010-11-12 18:25 | バレエDVD

趣味のクラシックバレエ、仕事(フリーライター)を通して、気付いたことを書いていきます。人生観や恋愛観、勉強中の英会話、おいしいもの、たまに欧州サッカーも。
by きい
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ごあいさつ

はじめまして、きいです。

趣味は18年続けているクラシックバレエ(ブランクあり/今は大人バレエ)。

週3回程度のお稽古も、発表会で踊るのも、公演を観に行くのも、家で作品DVD観るのも、関連書籍を読むのも全部大好きです。

好きなダンサーは、ロパートキナ、A・デュポン、コジョカル、ブベニチェクふたりとも、マックレー。バリシニコフは別格です。

バレエの記事が中心ですが、仕事(フリーライター・編集者です)について、人生・恋愛観、英語勉強中についても多め。たまに欧州サッカーも!

☆twitterはほぼ毎日更新中ですo(´▽`*)
https://twitter.com/serenade_ballet

【twitterの過去ログはこちらから】
http://twilog.org/serenade_ballet

【旧・きいのバレエのゴハン帳はこちらから】
http://ameblo.jp/key0121/

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