新・きいのバレエとゴハン帳

アチチュードバランスをキープするコツ

私のブログはよく検索で飛んできてくださる方がいるようで
「検索ワードランキング」を拝見するのも、ひとつの楽しみです。

とくにバレエのテクニック面での疑問をかけあわせて
検索をかけていらっしゃる方が多いようなのですが…
でも検索って複数記事のかけあわせなので
なかには「該当する記事がなくてごめんなさい」と思うときも。

今日はこれまで見てきたなかで見つけた
興味深い検索ワードのなかから「アチチュードバランス」について。
レッスンでの実感値から、お答えしてみようと思います。
勝手にお返事シリーズスタート!(笑)

==========

◆アチチュードでキープするコツ + バレエ
アチチュードバランスのキープはもともと苦手でしたが
今はけっこう得意になってきたので、マスターする方法を
超感覚的な内容で恐縮ですが、書いてみようと思います。

オーレリ・デュポンのドキュメンタリーDVDで
彼女がバーレッスンでアチチュードキープをしているのを見て
「ああ、なるほど」と思ったことがあります。

かいつまんでいうと、
目線の固定×軸の固定と引き上げ×動脚の重さと内ももの張り、
という3点のコンビネーションがうまくいったとき、
アチチュードキープは成功するように思います。

・目線の固定
まず、目線をぶらさないこと。
ピルエットで顔をつけるのと同様に、
アチチュードキープでは視線の固定がキモになります。
見るべき場所を固定したら(でも顔はこわばらないこと…笑)
あとは、体の内側にある軸に集中します。

・軸の固定と引き上げ
アラベスク以上に腹筋が必要になるので、
まずは腹筋の中心点(いわゆるコア)を探して見つけること。
「ここなら、ぐらぐらしない!」という場所が見つかったら、
腹筋でしっかりと固定し、軸足の付け根を縦に引き上げます。

このとき、腕の力が引き上げをサポートしてくれます。
アチチュードはアン・オーにしていることが多いのですが
アン・オーにすれば腕の力も使って全身を引き上げられるので、
かえってキープしやすいかと思います。
あまりゆっくり手を持ち上げず、二の腕の下から持ち上げるイメージで
さっとアン・オーに持ち上げます。

そして、片足で立つときはだいたい同じですが、
あとは足首をロックしたうえで、足裏の位置を調整します。
ぐらぐらしない軸をキープできる位置が
足裏のどこにあるかを探します。

これは意外にポワントのほうがわかりやすいのですが、
ポワントをしならせると、重心の位置が変わってくるので、
ちょっとずつ「しなる位置」を変えながら、
どこに重心をのせると、軸をまっすぐに通せるかを探します。
用は、どこに足裏の3点の中心がくるかを探すわけです。
このときは、むしろ意図的にぐらぐらさせたほうが探しやすい。

(ローズ・アダージオで、よく細かくぐらぐらしている
ダンサーがいますが、あれは腹筋で重心を探しているというわけです)

・動脚の重さと内ももの張り
そして、大事なのはアチチュードに上げた脚!
動脚は「足の重さを感じること」と
「膝を曲げすぎず内ももを感じること」
の2点が重要だと思っています。
※足=くるぶしから下、脚=付け根から下

自分の体をコンパスと考えるとわかりやすいのですが、
中心の骨盤から、同じ長さの2本の棒が開きます。
アラベスクの場合は、この2本は同じ角度に開き、
同じ力で伸ばす(軸足は床を押し、動脚はつま先へ伸ばす)
ので、ここがちぐはぐでない限りは、キープはしやすいです。

でも、アチチュードは膝を折り曲げてしまうので、
後方の脚にかける力と、軸足にかける力とが
アンバランスになりやすく、それがキープを難しくします。

キープするためにはまず、床を押す軸脚と
あげている動脚とを同じ強さにしてあげること。

そのためにはまず、足にある程度の重さをかける
=足裏に力を入れて甲を押し出して伸ばす、ことが必要です。
足にちゃんと力を込め、甲から押し出して伸ばすと
それが「重り」になって、キープが安定します。

そして、膝を曲げすぎると大抵、膝が落ちやすく
結果的に内ももが力を発揮できないので、
膝は折り曲げすぎないこと。

内ももを使って脚の高さを固定できるくらいの角度は
だいたい90~100度くらいかなと思います。
これが45度くらいまで折り曲げてしまうと、
とたんに前ももに力が入ってしまい、内ももが使えなくなります。

アチチュードに上げるほうの脚はとくに大事で、
これが「おお、内ももが張ってる!」「足自体も伸びてる!」
となると、逆に軸足の引き上げもしやすくなる
(軸足のターンアウトも深くなる)ので、
まずは動脚から見直すとわかりやすいかもしれません☆

最後に、大好きなコジョカル姫のローズ・アダージオURLを。
アチチュードキープのところ(4分55秒あたり)は
まさに理想的です!!

膝の角度、体の軸を探す小刻みな揺れ、目線の固定(でも笑顔)と
3拍子そろったキープで、これが私の理想(^-^)
かわいいのに強靭なテクニックで、この眠りのDVDはマストバイです

◆アリーナ・コジョカル/眠れる森の美女「ローズ・アダージオ」

http://www.youtube.com/watch?v=uA5C-s4NjoQ
※埋め込み不可の映像だったので、URLですみません

稀にタマラ・ロホ様のように
「アチチュードキープがびくともしない」方もいますが、あれはレアケース。
人によっては「足にのっかっちゃって立ててる=引き上げ不足」
にもつながってしまうようです。

先生にも言われたのですが、
アチチュードキープというのは、
小刻みに揺れながら腹筋を使って軸を探しているほうが
正しく体を使えている証拠でもあるそうです。
(オレリー・デュポンのドキュメンタリーでも
たしかにかすかに揺れておりました)

==========

また長くなってしましましたが…
こうして解説を書くと、自分の体の使い方のいいところ・悪いところが
よくわかって、本当にためになります。

検索ワードから気がついたお悩み解決は
これからたまに書いてみようかなと思いますー。


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by serenade1977 | 2011-10-17 05:01 | バレエレッスン

趣味のクラシックバレエ、仕事(フリーライター)を通して、気付いたことを書いていきます。人生観や恋愛観、勉強中の英会話、おいしいもの、たまに欧州サッカーも。
by きい
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はじめまして、きいです。

趣味は18年続けているクラシックバレエ(ブランクあり/今は大人バレエ)。

週3回程度のお稽古も、発表会で踊るのも、公演を観に行くのも、家で作品DVD観るのも、関連書籍を読むのも全部大好きです。

好きなダンサーは、ロパートキナ、A・デュポン、コジョカル、ブベニチェクふたりとも、マックレー。バリシニコフは別格です。

バレエの記事が中心ですが、仕事(フリーライター・編集者です)について、人生・恋愛観、英語勉強中についても多め。たまに欧州サッカーも!

☆twitterはほぼ毎日更新中ですo(´▽`*)
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