新・きいのバレエとゴハン帳

ポワントを履いたときの足指の痛みをやわらげる方法

大変ご無沙汰しています!

バタバタと仕事三昧で、レッスンも満足にできない日々も過ぎ、
ようやく定期的に週3~4回の頻度でレッスンできる秋になりました。

仕事があるのは本当にありがたいし、楽しいことも多いのですが
もともと仕事とプライベートのバランスが取れていないと
「きゃー!」と追い詰められてしまうタイプなので、
この夏はちょっとしんどかったです。

フリーランス生活も1年半が経過して、
そろそろ、そのあたりのバランスを意識しながら
仕事をいただいていきたいなと思っています☆

==========

さて、本日は「ポワントを履いたときの痛み」について。

私は「タコが痛い」とか「マメがつぶれた」とか「爪が黒ずんだ」とか
足指のトラブルがかなり少ないほうで、
軽い足タコくらいはできるのですが、出血はほとんどしません。

ただ、子供のときはよく血が出て痛い思いをしていました。
絆創膏は必需品だったし、マメはよくつぶれていたし、
当時、トウパッドをよくなくしていたので(汗)
破れたタイツの切れはしやハンカチをつま先に詰めまくっていましたが、
あちこち当たって、すれて出血したりと、本当に痛かったです。

今と昔では、ポワントを履いて踊っている時間の量自体が違うので
一概にはいえないのですが
(今は週に2回くらいで、うち1回は1.5時間、もう1回は40分くらい)
それにしても「ホントにこんなにトラブルないんだっけ?」と思うくらい
「痛い」という感覚を抱くことが少ないのです。


では、一体、子供のときと大人の今とでは何が違うのか?
考えてみたら、以下の違いがあるように思います。

※前提として、私の足はギリシャ型で、ひとさし指がかなり長い足です。
 その足での体感レポートになりますので、ご了承くださいー。

◆ポワントが足にぴったりフィットして、どこもゆるくない
つま先部分がゆるいと、靴のなかでつま先が遊んでしまい、
ポワントワークをするたびに、靴のなかのあちこちにつま先がぶつかります。
また、サイドの締め付けがゆるいと、足裏のサポートを得られず、
つま先ばかりで踏ん張ってしまい、ムダに負荷がかかってしまいます。
そのせいで、マメができるのはもちろん、巻き爪などの爪トラブルの原因にもなります。

◆トウパッドが無駄に厚くない
ポワントのつま先がゆるいからといって、トウパッドを厚くする
(何枚も重ねたり、もこもこのパッドを使ったりする)と、
今度は、つま先同士が重なり合って当たってしまいます。
爪が伸びているときは、爪が隣の指を押してしまい、すれて出血することもあります。

◆絆創膏やテーピングを大量に巻かない
今では、ほとんどテーピングはしないのですが、
子どものときは、とにかくたくさん巻きつけまくっていました(笑)
巻くことで痛みを緩和はできますが、あまりにがっちり巻いてしまうと
足指が自由に使えず、がちっと固定されたまま踊ることになります。
そうすると、巻いていないほかの部分が頑張って結局別の指が痛くなったり、
巻いていない爪自体が圧迫されて痛んだりしてしまいます。
※これは好みの問題ですが、トウキャップ(指サックみたいなもの)も
爪を圧迫してかえって痛むし、指を固定する気がして、私はあんまり好きじゃないです

◆つぶれたポワントをそのまま履かない
子どものとき「ポワントがつぶれている」状態がよく分からず、
完全につぶれたまま、1年くらい履いていたことがありました。
そのせいで足が強くなった、ともいえるのですが、とにかく痛くてたまらなかった。
つぶれているサインは、ポワントを履いたときにずぶずぶ沈む感覚があり、
床を直接感じられることなのですが、意外に気づかずに履けてしまうこともあります。
足裏のサポートが得られないので、すべての負荷がつま先にかかり、
爪やらマメやらタコやらが痛くてたまらない、という結果になってしまいます。

◆いきなり、おろしたてのポワントを履かない
昔は「ポワントを足にならす」ということも、ぜんぜん分かってなくて、
買ったばかりのポワントを素直にそのまま履いていました。
足になじめば平気なんですが、最初の数週間はとにかく痛くて痛くて(当たり前…)
それこそホントに血まみれだし、足自体の疲労も半端じゃなかったです。
今では、足指あたりをよく揉んで、シャンクも前1/3で曲げ、ボックスも踏み、
多少ならしてから履くようにしています。


つまり、靴自体にこだわりを持って選ぶようにしたら
いろんな痛みがスムーズに解決したように思うのです。
とくに、教えてくださっている先生方のお知恵も拝借して、
幅はかなり慎重に選ぶようになりました。

先生もよくおっしゃるのですが、シューフィッターさんによっては
「ゆるいほうが痛くない」と言って、幅がゆるいポワントを勧めてくる方もいるようです。
たしかに、ボックスもシャンクも硬い状態(ならしていない状態)で足を入れると
「こんなに硬くて痛いのだから、ゆるいほうがいいか」となってしまうのですが、
私は幅はちょっときついくらいピタッとしているほうが、よいのではと思います。

ポワントは最初に履く前に、自分の足になじませてから履くことになります。
そして、レッスンを重ねるうちに、ますます足になじんでいきます。
そうすると、ボックス自体はやわらかくなるし、幅はゆるんできます。
そのときに、買ったばかりですでにゆるい幅のポワントを履いていたら…?
さらに幅はゆるみ、サイドからホールドしてもらえれず、足は沈んでいき、
つま先ばかりに負荷がかかってしまいます。

もちろん個人差はあり、あくまで私の実感値ですが、
ポワントを履いたとき、指を入れるのがちょっとキツイなぁくらいが
ちょうどいいという目安です。

・指をギリギリ入れられるくらいフィットしたポワント

d0192952_2503885.jpg


・簡単に指が入ってしまうので、これだとちょっとゆるい

d0192952_2505476.jpg


ポワントの布地と、自分の足の皮膚とが、一体になっているぐらいのフィット感があれば
足になじんだあと、ドゥミになってもポワントのサイドがぱかっと開いてしまわず
見た目にも美しいと感じています。

==========

…と、こんな感じで快適ポワント生活を送っているわけですが
もちろんお悩みはあります。

私は子どものときと同じく、いまだに「ポワントがつぶれた」という感覚が薄くて
本当に「いってーーーーーぇ」と思うまで、履き続けてしまう癖があります(汗)

そういうときのサインは、つま先の爪が痛むこと!
とくに人さし指がすごく長いので、人さし指に負荷がかかってしまい、
爪が半端じゃなく痛むことがあります。

実はちょうど今日のレッスン中に「い、いいい今、爪がはがれたのでは!」と
思うような感覚がありまして(ア・テールからポワントアップした瞬間)
涙目になりながら、あわててポワントを脱ぎ、先生に見ていただきました。

もちろん爪はそんなに簡単にはがれないので(笑)はがれていなかったのですが、
先生が「こんなに人さし指が長いんだもの、すこしサポートしてあげるといいですよ」
とおっしゃって、つま先に詰め物をすることを指摘してくださいました。

人さし指と親指とに段差があるので、そこを埋めるように詰め物をすること。
詰めるのは、スポンジのように弾力性があるものがよいようです。

私はフリードから出ている「アニマルウールスライバー」という
ウール製の綿のようなものがあるので、
適当にちぎって、つま先の段差部分につめようかなと思います。

・普通にしているときの足(親指と人さし指にかなり段差があります)

d0192952_251535.jpg


・詰め物のサイズを調整(段差を埋め、人さし指に近い高さになるように調整)

d0192952_252874.jpg


※きたない足でごめんなさい…お見苦しいものを見せてしまって(涙)

詰め物をしたら、上からパッドをかぶせて、ポワントを履きます。
今日はそれでポワントを踊ってみたのですが、ものすごくつま先が楽になりました!!
今のポワントはつぶれかけていますが、親指からのサポートも得られて
その後はとくに痛みもなく、1時間半踊り続けることができて超快適☆
もっと早くやればよかった~~~~~。

あと、チャコット製のウールスライバーも最近出ているみたいですね↓

◆チャコット アニマルウール
http://item.rakuten.co.jp/chacott/3118-07712/

なお、人さし指以下の指にもかなり段差があるので、
ここも埋めるの?とお友達に聞かれたのですが、それは人によるかなーと思います。

まず痛みには2種類あると思います。

1)つま先そのものが痛い場合…爪や爪の先にある肉が痛い場合です
2)足指そのものが痛い場合…指関節の上にタコやマメができて痛い場合です

今回、先生に教えていただいた「詰め物でサポート」というのは
基本的に1番の痛みを緩和させるテクニックです。

小指が痛いという方を時々お見かけするのですが
それは小指の先が痛いというより、靴または隣の指が当たって
マメやタコができて痛いという2番の痛みが多いように思います。
なので、それを回避する方法としては、あまり役に立たないかもしれません。

そして、基本的にポワントは、つま先そのものに対して負荷がかかるというより
シャンクがしなることで足裏そのもの(いわゆる「足裏の三点」)に負荷がかかり、
そうすることで、足指自体に負荷がかからないように調整されるます。

さらに、大抵の人は、親指と人さし指が長いので
(つま先がフラットなスクエア型の足をあまり見たことがない)
どうしてもそこに重心が落ちてくることになります。
1番のようにつま先が痛い!となるのは、大抵は親指と人さし指です。

足裏がサポートしてくれていさえすれば、ポワントワークの際に
中指・薬指・小指の先に余計な負荷がかかることはないので、
これらの指はポワントの際には「足指の付け根の力」という点において
役に立っていることになります。

つまり、極端に言ってしまえば
「1番のような痛みを回避するには、親指と人さし指の段差だけ埋めればいい」
ということになるかと思います。

ただし、私のお友達が言っていましたが
「足の癖として、足自体がローリングイン(内側に回旋してしまう)するのを治したい」
ということであれば、中指・薬指・小指の先に詰め物をするのは効果的かもしれません。
ポワントワークのときに、中指・薬指・小指の付け根をちゃんと使えるように
修正するために詰め物をしてあげる、というのはよいかも、と思います。

==========

また長~くなってしまいましたが…
最近でもっとも「これ効いた!」というテクニックでしたので、ご紹介でした☆

もうちょっと頻繁に更新できたらと思いますので
これからもよろしくお願いします!

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by serenade1977 | 2011-10-16 02:55 | バレエレッスン

趣味のクラシックバレエ、仕事(フリーライター)を通して、気付いたことを書いていきます。人生観や恋愛観、勉強中の英会話、おいしいもの、たまに欧州サッカーも。
by きい
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ごあいさつ

はじめまして、きいです。

趣味は18年続けているクラシックバレエ(ブランクあり/今は大人バレエ)。

週3回程度のお稽古も、発表会で踊るのも、公演を観に行くのも、家で作品DVD観るのも、関連書籍を読むのも全部大好きです。

好きなダンサーは、ロパートキナ、A・デュポン、コジョカル、ブベニチェクふたりとも、マックレー。バリシニコフは別格です。

バレエの記事が中心ですが、仕事(フリーライター・編集者です)について、人生・恋愛観、英語勉強中についても多め。たまに欧州サッカーも!

☆twitterはほぼ毎日更新中ですo(´▽`*)
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